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【6月14日〜】 14日。アルファさんにマリゴを取りに行った。 タンポを2つ修正されて、fキーの管にふれるところのコルクを張り直して頂いて、 バランス調整をして頂いて3000円以下でした。いつも感謝です。 マリゴは、やはり軽い状態になっていた。軽くキーにふれるだけで、 どの音もちゃん鳴る。 一番下のHのピッチが低いのを相談したら、これは楽器の特性だとのことで、 修正は効かないそうだ。吹き方でカバーするものなのだろう。 Hi-Fが低いのも、Hi-Eがちょっと高いのも、楽器の特性かなぁ? でも、この辺は、技術でカバーする問題のようだ。 試奏の時、唇がなれるのにちょっと時間が掛かってしまった。 だいぶ筋肉が緩くなっている気がする。 明日は、午前中練習時間がとれるので楽しみである。
15日。今日も一日うっとうしい天気である。
16日。一日中湿度が高かったので、今日の練習はどうなるのかと思いつつ楽器を出した。
17日。湿度が高いのでどうなるかと思っていた今日の練習であるが、いや、楽しめた。
18日。今日も雨、リードは85番がいい。
このリード、最初に先生に修正していただいたとき、息のスピードが上がってなくて、
ひどい音のリードだと思っていたのに、今では、このリードがベストである。
86番も良いが今は重い、これは湿度が下がれば良くなりそうだ。この2つのリードはAnnのGhysである。
で、以前、ベルトロで作ったやつを先生が仕上げてくださった83番は、やはり腰が強い感じで、うまく使いこなせない。
今の自分には、AnnのGhysが合っているようだ。100枚買ったので大事に使おう。
19日。今日も85番で練習を始める。
20日。一日ふるやふらずの怪しげな天気であった。
21日。今日は突然夏になったような蒸し暑い晴天の一日であった。
22日。昨日の88番をさらに仕上げながら練習をはじめるが……ナイフが切れないなぁっと思っていたら
……Tipを欠かしてしまった(^^;
23日。昨日のリードを削るが……ナイフの入違いで、駄目にしてしまった。
もう一つあったGMLaな荒削りを仕上げにかかるが、これは、重さがとれない。
24日。Annのギースをラウビンのチューブに3本巻いた。糸巻き長はちょっと短めで72.5と73が2本となった。
これでも、しっかり気密を取ろうと思うと47mmぎりぎりまで巻かなければならなかった。
25日。昨日のリードであるが、今日はめちゃくちゃ軽いリードになっていたが、あまりチーチーは感じられなかった。
しかし、息のスピードが遅く、唇の包みが悪いと、ちょっと雑音が入りペーペー音になる。
このリードを89番として練習をはじめるが、途中、バックの削りムラの所を少し削って、
先端を切れてるかどうか分からないくらいわずかに切った。
26日。今日は、練習時間も集中力もあまり無かった。
27日。89番のリードで、練習をした。メニューはいつもどおり。 28日。89番のリードの調子がいい。明るいが響きが出る。コントロールはちょっと難しい。 29日。リードを1本削って、それで練習しようと思ったが、削っても削っても鳴り出さない。 30日。昨日のリードを仕上げにかかるが、やはり鳴り出さないし、クローがあってもピッチが低い。
いったい、どうしてしまったのであろうか? 少し開きを意識したら、リードができなくなってしまった。 7月1日。アメリカンのリードはマリゴの欠点を増長するという話を「M&M」
というHPをされている宮田麻沙代先生に教わりました。 |
【7月2日】 今日はレッスン日である。 最初にリード材の話しになった。 先生がピゾニーの丸材からリードを作られたのだが、10本削ってまともなのができなかったとか。 で、ベルトロの戻したら、すぐに出来たそうである。 いろいろの要素があるが、材質を替えただけでもそのようになるとは、いやぁ〜恐ろしいものだ。 国内で、アメリカンのリードやカマボコが買える話をした。 Graffのガウジングマシンによる、ダブルガウジングがはやっているようだと話した。 先生もGrafの古いガウジングマシンを持っておられて見せていただいた。 なかなか、調整が難しそうである。 これは、今のGrafのガウジングマシンと同じものであろうか? それにしても、材料やガウジングのカーブなどをしょっちゅう変えると良くないようだ。 当分は、沢山買ったので、Annのギルバートガウジングのギースでいけたらいいのにと思う。
マリゴとアメリカンのリードとの相性が悪いと言われる方があるとお話しをして、楽器を見ていただいた。
で、全く問題ない!! とのことであった。ちょっと、中のDからCにおりるときに、中のCのピッチが低いようであるが、
中のFからCへおりるときは感じないそうだ。中のGに関しては全く問題ないとのこと。
インターネットでフォークfの評判が悪いとお話ししたら、そんなことはない、それは使えるように練習していないだけなのではないかと言われた。
そして……フォークF←→Eの練習もするようにとのことであった。個人的には、フォークFは、好きである。
今回削った89番は、それほど悪くなかったようだ。
まだ少し突っ張る感じがするとお話しすると、ハートのTip側を斜め前に向かってナイフを入れられた。
ハートが少しTipの傾斜する感じで、斜め前方に凹になっているので、開き出し削りになっている。
これで、最後の突っ張りが消えて、ものすごく軽くなった。
練習曲は、スタッカートのタンギングをもっと正確に、滑らないようにとのこと。
スラーの後の音をちゃんと短くする、特に下のオクターブでは、モグモグをしっかりしなければならない。
全て、いつも指摘されるのだが……全音域において正確にやるのがは、なかなか難しい。
訓練あるのみである。というか、練習の時に、駄目だという自覚がもっとうまれないといけないような気がする。
自分で悪いのが分からなければ、直すことが出来ない。
ルイエは、やはりいつも指摘されているところを、いろいろ直してもらいながら通した。
自分自身、練習でも煮詰まってきていたのだが……この曲は、これで終わることになった。
次回は、Geminiani:Sonate in e-moll か Sammartini Sonata in G ということになったが、
すぐに楽譜が手に入らないかもしれないので、Bachの小品の楽譜をコピーしていただいた。
帰りがけ、インターネットでHi-Gまでは練習しておいた方がいいという方が多いので、
Hi-F#とHi-Gを教えていただこうとしたが……その辺は、現代曲でなければめったに使わないので練習しなくていいとか(^^;
それより、Hi-Eb くらいまでを、徹底的に出来るようにした方がいいとか。
ふむ、現代曲には全く興味がないので、いいことにする。
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【7月3日〜】 3日。今日はどしゃ降りの雨である。 先日荒削りしたリードを仕上げにかかる。 全体に鳴りだしていい感じだが、まだ、少し重い。 こんな日に薄くするととんでもないことになるので、この辺にしておく。 昨日の89番は、開きが無くなって、めちゃくちゃ軽い(^^; これは、しばらくおいてケーンがふくらむのを待った方が良さそうだ。 使いにくいので、85番で練習する。 練習曲も曲も新曲なので、レガートで譜読みをする。 それと、スタッカートのタンギングの練習をする。 スタッカートの休んでいる部分で走らないようになりたい。
4日。昨日のリードを仕上げながら練習しようと思ったが……
このリード、軽くするとクローがBになって、ピッチが低くなる。
バックを削りすぎたのかなぁ? こうなると、もう、駄目である。
5日。午前中、糸巻きした。Annのカマボコ20本のうち11本が曲がっていたり、質が悪かったりで、
シェイプしたのは9本だった。
内、6本を糸巻きした。なんと、今頃気がついたのだが、ラウビンのチューブは、
ロンディーノのマンドレルがピッタリだw(゜o゜)wワオ!!
先端も根本も、きっちりな感じで、ロレーよりフィットしている。
6日。今日も妙な天気である。湿度が高い。
7日。今日も湿度が高い。夕方、1本荒削りするが、ナイフが切れないであまり薄くしていない。
8日。83番があまり明るいので、バックを削ったら落ち着いたがクローのノイズがあれたので、
ハートのサイドを削ったら、少し重くなったが、そこそこいい感じになった。
9日。今日も83番の調子がいい。
10日。今日は83番がペーペーである。しかし、85番も89番も重い。
11日。いつまでたっても89番がいい感じにならないので、少し削ることにした。
Tipを薄くし……しすぎて、先を少し欠かしてしまったが……ハート、バックも削って、
軽くていい感じになった。開きがないので、開けつけ削りをした。
12日。午前中、リードを1本荒削りした。
13日。89番を2日使ったので、今日は83番で練習をはじめる。
14日。「M&M」の宮田先生から完成リードとカマボコが到着!
15日。宮田先生のリードとウンチ改と自作リードを取り出して吹いてみた。
……ウンチ改は、もう重かったが、やはりコクのある音である。
自分のは、全部ペーペー、ボアボアに聞こえる。そして、宮田先生のは、重いがいい音である。
16日。昼に、宮田先生のカマボコをシェイプして糸巻きした。MMLaとする。
2枚シェイプするつもりだったが、シェイパーティップにはさんだときに1枚割ってしまった。
17日。夕方、GMLaなのを宮田先生のスタイルに近いものに削ろうとしたが、うまくいかなかった。
仕上げで、角切があまり綺麗でないのを修正しようとして、先を細くしすぎてしまいボツである。
18日。昼に宮田先生のかまぼこを3枚シェープして1本糸巻きし、夕方に削った。
19日。午前中に、91番のリードを再調整して鳴り出すようにした。
荒削り指定あったGMLaのを1本仕上げた。J1LBもクローが鳴るようにした。
20日。午前中、リードの調整をした。
21日。午後に、79番と86番を調整した。使えなくなるのを覚悟で削っていったが……使えなくなった(;_:)
22日。今日は練習時間が50分しかなかった。
23日。仕事疲れで、軽く音出しだけした。
24日。今日も疲れてしまって……オーボエを吹かなかった(^^;
26日。昨日も練習できなかった。
27日。今日は、午前中、リードの修正をして過ごした。
28日。今日のリードは、90,92,94番の内、一番あばれる感じの94番で始めた。
29日。リードは92番を使う。
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【7月30日】 先生のお宅について、どのリードにしようかと順番にならしていたら、先生がレッスン室にこられて、 良いリードが一本あったとおっしゃった。 はて、自分ではどれか分からないので……90番を使うことにした。 同じように音階を吹いているつもりなのだが、良く鳴るときと、そうでないときがある。 アンプッシュアを少し変えてみると、ものすごくかわる。 で、で、ある。下あごの筋肉の締め方が悪くなっていたのだ(^^; そう言えば、以前、何回も見てもらっていたのだがすっかり忘れていた。 口笛を吹くときの下あごの曲線がリードをくわえたときに出なければいけないのだ! 鏡を見ながらの練習方法を教わった。これが安定してできるようになったら、 安定して何時も良い響きで音が出るようになれると思う。楽しみだ。 それと、上唇の先を巻き込み……これは、巻き込むと言うほどではなく、 下唇の上にきっちり重ねるようにすると思った方が、無理なかたちにならないと感じるが…… も注意された。
練習曲を見ていただいた。いやぁ、指が今一指がまわらなかったが、ま、アーティキュレーションはそれ程、悪くなかったようである。
先生のレッスンでは、家でやっていることの半分くらいにしかできない。
もっと、余裕を持ってやれるようにならなければいけないのであろう。
バッハは、最近、少し早めのテンポにしていたのであるが、もっと、ゆっくりであった。
G線上のアリアのバックで鳴っているコンティーニューのテンポのイメージが、
こちらでも鳴っている感じで……とのことだ。
楽譜がサンマルティーニしか手に入らなかったとお話しした。
先生は、テレマンのa-moll(イ短調)を思ってられたようだ。
いや、残念?? 次の曲はテレマンをしてみたい、楽譜を手に入れよう!!
リードであるが、良く鳴っているようで、何度もほめていただいた。
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【7月31日〜】 31日。今日は、娘の塾のお迎えの日なのであるが、帰宅が早かったので、お迎えの前にも練習できた。 前半は、アンプシュアの研究から始めた。昨日のレッスンを思い出しながら、 鏡を見てやるのだが……理屈は分かっているのだがうまくいかない。 軽く音階練習をして、フレミングの1番の譜読みを始める。 オーボエ1を丁寧にさらって、時間があったのでオーボエ2もやる。 オーボエ2は、1よりだいぶ難しいが、メチャクチャ難しいわけではない。 どうも、うまくオーボエが鳴ってくれず、アンプッシュアが悪いような気がする(^^; ふと気がついたのだが、あごの前後の位置のコントロールである。 当然、あごの前後位置によって、リードに当たる唇の位置が変わるので、巻き込みの調整よりも重要かと考える。 いろいろ前後させて試してみるが、どうもしっくりこずに、時間切れで、お迎えに行く。 帰宅後、バッハを始めるが1分もしないうちにいい音で鳴り出した。 曲にあわせてアンプッシュアを体が覚えている感じである。 昨日指摘されたところをコツコツ直す。 次にサンマルティーニの1番を指使いの苦手なところと3連符のリズムなどを練習する。 その後、2番の譜読みを2回通した。 さて、音であるが、いい音になっている。 ま、譜読みということで、ベルの方で鳴っているかといえば、ちょっとあやしいが(^^; で、気がついたのであるが、あごが前に出て、下の歯の位置が上の歯の下か、ちょっと前に来ている。 口の筋肉は、締まって中によって、腹話術の人形の口のようになっている。 鏡で見ると、口笛の時の下あごの筋肉の状態に近いような気がするのだが……。 たぶん、これでいいのだと思う。いつも、こうなるようにしなければいけないのだ。 この調子で頑張って、フレミングの2重奏が先生とうまくできるようになったら、 オケに入ろうと思う。やっと、見えてきたような気がする。あと、半年か、1年だ。
8月1日。今日は昨日の復習戦で92番で練習を始める。
2日。今日は午前中に練習する。
3日。今日も午前中に練習をした。
4日。夕方、3日に糸巻きしたやつを荒削りした。
5日。今日も、夕方に1本荒削りをした。
6日。夕方、1本荒削りをした。これで3本たまった。
7日。夕方、荒削りをするが、もうちょっとのところでTipが裂けてしまった。
ナイフがあまり切れなくなっていたので、それが原因だと思うが(^^;
いやしかし、柔らかいケーンで、軽く削っただけでどんどん薄くなるので、ちょっと不注意だった。
8日。夕方、2本荒削りをした。
9日。午前中、荒削りした中の1本を仕上げた。
10日。午前中に、昨日仕上げた95番で練習した。
11日。午後に、リードを1本仕上げながら練習を開始した。
12日。昨日から雨である。今日もこれまで調子の良かったリードが異常に重く、
しかたなく、オーバーブローしやすいが90番で練習する。
18日。海水浴で5日間休んで、久々の練習である。
19日。リードは今日も94番を使う。
20日。今日は92番で練習する。このリード、だいぶやわらかくなっているので、へたる寸前かもしれない。
22日。昨日は、練習ができなかった。
23日。久々に96番を出して吹いてみたら……作ったときは明るかったのだが……いい、リードである。
95番が重くなっていたので、少し軽くして、少しダークにした。下面の方がよく削れていたので、上下逆に吹いたら、
明るい倍音で、良いリードになった。
24日。昨日とかわって、どうも疲れた感じである。最近花粉症反応が強いのでその影響であろうか。
25日。何となく重い気分である……リードも重い感じで、雨の前か?
26日。雨である。空気が重い。リードはいろいろ迷って94番を使う。これ、もうだいぶへたってきているようだ。
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【8月27日】 4週間ぶりのレッスンである。 リードを選ぶがどれも重い。新しいリードのうちの95番を使うことにする。
フレミングの1番を見ていただく。先ずは、ハ長調の音階練習から。
ここで、楽器を鳴らす練習が悪い方向に行っていたのがわかった。
レガートに、滑らかに吹くようにと注意を受けた。意識し出すと、指が回らなくなって滑り出すし(^^; である。
サンマルティーニは、2楽章がら見ていただく。
バッハは、これも最初にレガートで引っかかったが、
注意を受けて、なんとかコントロールできた……とおもうのだが。
さて、基本的なことであるが、いままでいい加減にごまかしてドイツ音名で言ったりして、
覚えていなかった調の読み方であるが(^^;
最近やっている音を飛ばす練習→楽器を響かす練習→大きい音でならす練習であるが、
意味がない……というか、音が雑になるだけでよくないようだ。
バッハは、これで終了。フレミングは、Oboe I だけにしてもらって3つしてくることにした。
サンマルティーニは、3楽章の譜読みと、1,2楽章は暗譜を目標に(^^; である。
3楽章は♭2つで変ロ短調なので、その音階練習をする。
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【8月28日〜】 28日。今日は異常にリードが重い……95番で練習する。 時間がなかったのでフレミングの2,3,4とサンマルティーニの3番の譜読みをする。 アンプシュアーの上唇がすんなりいかない。それにしても……上唇の皮がむけかけた(^^;
29日。94番のリードをローテーションからはずして96番を入れる。練習は、92番でする。
30日。今日は帰宅が午後10時前で、練習できなかった。
31日。今日も練習時間が取れなかった(^^;
9月1日。昨日しばったGBLaを1本削った。荒削りに30分、仕上げに15分くらで練習をはじめる。
先端の薄い部分が多すぎたのか、なかなかチーチー音が取れない。だいぶカットして、やっと消えるが、
こんどは、重かったり振動しなかったりで、修正を繰り返しつつ、ま、練習を終わった。
2日。もう一本GBLaを削った。なかなか、軽くなってくれない。
90番あたりを削ったときの軽くしかたが分からなくなっている。
5日。GBLaのハートを削って、軽くしてみた。
6日。昨日のGBLaがいい感じなので97番とする。92番を現役からはずして、95,96,97をメインのリードとする。
7日。今日は、分解して給油をしようと思っていたのだが……一日、うたうた寝ていた。
8日。97番で練習した。
9日。今日も97番で練習する。
10日。95番で練習をはじめるが、どうも音が陰気なので、途中で97番に変える。
11日。97番で練習する。
12日。とにかく練習している。サンマルティーニが何となく見えてきた。
13日。今日も頑張った。
14日。今日下管を分解してトーンホールを掃除して、シルバークロスでキーを磨いて、給油をした。
15日。午前中練習した。部分的に何回かやるとできるが、曲を通してだと間違う確率が高い。
これでは、先生のところではボロボロだろう。
16日。どうも楽器の調子がおかしいのか、リードの調子がおかしいのか、なんか重いというか、つっかかる感じだ。
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【9月17日】 先鋭のお宅について、楽器を組み立てて、リードを95番にしようか97番にしようかと迷ったいたら、 先生が、最初の方に吹いていたのが良いとおっしゃった。 ……どちらだったか分からないが、昨日、薄くしすぎた95番がよかったようだ。今日は97番が響かない。 先生は、何本もリードを変えて試奏していると思われていたようだが、変えていたのは、2本のリードとアンプシュアーである。 いろいろ試していたアンプシュアーのなかにいいのがあったようなのだが、自分ではそれ程感じなかった。 アンプシュアーの唇のかたち、あごの下の筋肉を平らにすると教えて頂くのだが、どうもうまくいかない。 唇を真ん中によせてすぼめて、先っぽを内に曲げて、上唇と下唇でそれぞれかさのような袋を作って、 それぞれを上の歯と下の歯にかぶせるようなイメージが、わりといい感じだといわれたが……(^^; できているかどうかは、かたちでなく、音で分かるとのことである。 先日買ったラウビンのチューブが少し細いので見て頂いたが、先生のお好みのよりはまだ太く、 今まで使っていたのと、先生のとの間ぐらいの太さであった。先生のチューブは厚みももう少し薄いようである。 95番のリードは大変よく響くとのことで、Mack M+をお見せしたら、 先生のもっておられたJon Mackのティップとほぼ同じであったので、 ご自分も久々に、それで作ってみようとのこと。
日曜日に分解掃除をしたら、楽器が重くなったとお話ししたら。Aの音が少し低いとのことで、、
Aのキーの閉まりがわずかに悪いようで、ほんの少しネジを調製されたら、リペア後のようにスムーズになった。
そのあまりの微妙さに、驚いてしまったとともに、自分の感覚が少し良くなっているようでうれしかった。
フレミング2番、3番。サンマルティーニの3楽章を見て頂いた。
某楽器店で30年もののロレーが25万円で売っているとお話ししたら、いい楽器なら安いとのこと。
いい楽器は、どんなに古くても、いいものだとのことでした。
帰りがけにオケのことをお聞きした。先生ははっきりいわれないのであるが、
どうも第一候補に考えているFは、「一度見学にいっては」とのことで、
あまり賛成されていないような感じであった。
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【9月18日〜】 18日。昨日、先生にほめて頂いた95番は、へーぺーで、開きが無く息が入らない。 昨日駄目だった97番のハートをどんどん削って、Tipの根本も削ったら、鳴るようになってきた。 息が入らなくて、ひびかない状態になっても、開き削りで先端が◇になるように削ったら、 息が入って、良く鳴るようになる。息が入らない状態では、リードは鳴らない。 フレミングの新曲5番を譜読みして、4番とサンマルティーニの3楽章をさらった。 終わりかけに、アンプシュアーをいろいろ工夫していたら、リードがふくらんで、 柔らかく太い音で楽器がびんびん響くポイントがあった。 このリードが膨らむというのは、大事な感覚だと思う。
19日。今日は、眠くて、圧力が上がらない。50分ぐらいで練習を終わる。
20日。昼寝ができたので、練習は快調である。
21日。GMLaなリードを1本仕上げた。
22日。昨日のリード98番は、どうも鳴りが悪い。
どんどん薄くしたらペーペー音が混じりだした……でも、これは、明日には治っているかもしれない。
それでも、ちょっと、鳴りの悪いリードだ。
23日。98番が、まだ、ペーペーなので先を少し切ったら良く鳴った。しかし、まだ、鳴りが悪い。
97番は、削っても削っても次の日にはあばれる感じになる。不思議なリードだ。
24日。今日は集中力がなかったので、1時間程で練習を止めた。
25日。今日も不調、98番のリードでフレミングの4番をやるが、やっても、やっても、ちゃんと吹けない。
26日。……完成リードケースの中に、仕上げ前のリードが3本あったw(゜o゜)w
27日。100番のリードは、少し軽くしすぎたようだが、ものすごく良く鳴るいいリードだ。
99番は、少し重く、ダークすぎたので、背骨と全体に少し削って、少し重いがいい感じになるようになった。
97番は、最初ちょっとあばれる感じだが、うまくポイントをつかむと、やわらかく鳴ってくれる。
これも悪くなくなった。
28日。今日はバザーで焼きそばの手伝いをしてくたくたである。
つまり、今まで10.0〜10.5の指定で買って、そのつもりでいた直径が、このような状態だったということだろう。 丸材は、10.0〜10.5の指定で買うとしても、実際のガウジングマシンのベッドの直径をどうするかは、微妙だ。 ま、どのあたりのかまぼこが、いい開きのリードになるか、楽しみでもある。 さて、このなかで、使えるかまぼこが10枚だったとすると、30枚中10枚が使えて1枚250円程なので、 かまぼこは、1枚あたり750円……か(^^; ガウジングマシン(+ギロチン)、プレガウジャーで25万円、 丸材1本100円として1本に1枚取れるとして計算すると385枚でペイする。 つまり、4年くらいで元が取れることになるのだが……労力と、 機械の消耗を考えると、はたしてどちらが得か(^^;
29日。以前買ったベルトロの残っていたかまぼこを測定したら、全部10mm以下であった(^^;
ケーンの質はいいのだが、直径も厚みも、全くいい加減である。
こんなものを使ってリードを作っていたら、偶然にしかいいものができない。
30日。今日は、50分程しか時間がなかったが、いちおう、一通り練習した。
10月1日。今日は、近くの大学のホールで(無料の!)コンサートがあったので行ってきた。
2日。気持ちよく楽器がなる日である。花粉の量が減ってきたのか、体調も、それ程悪くない。
3日。昨日のリードを練習しながら仕上げた。
4日。午前中、30分ほど時間があったので、昨日のリードでパート抜粋集で遊んでいた。
このリード、最初は、昨日の印象ほど悪い感じはしなかった。
5日。97番のリードで練習した。
6日。97番のリードを使おうと思ったがペーペーであった。で、100番で練習する。
7日。今日は練習ができなかった。
8日。突然ですが30年もののロレーを買っちゃいましたw(゜o゜)w。
9日。調子の良かった100番のリードの先を欠かしてしまった。
10日。100番のリードが使えなくなったショックが大きい(^^;
今日は、どのリードもうまくなってくれない。
11日。残っていた糸巻きしたやつを削ったが、どれも問題があってリードにならなかった。
12日。午前中に練習した。99番が淡泊な感じだが良く響く。97番もそこそこ。
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2003年 第4部に続く。