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【4月18日】 花粉症も少しおさまり、最近にしては比較的体調の良い状態でレッスンに向かう。 リードを見て頂く。前回は音色が明るすぎたので、今回は暗めに作ったのだが……まだ、何となく重い状態で見て頂いた。 クローがC#より下がらなかったやつはTip部が左右不対象だとかで、ちょっと削ってくださったらクローが下がって軽くなったw(゜o゜)w 。 他、バックを削って頂いて、鳴りが良くなったり……である。 削り方の問題点として、背骨を凸にし過ぎて、見た感じ突っ張った感じがするから、もう少し柔らかい感じではっきりした背骨を作るようにとのことであった(~_~;) 先生に修正して頂くと、本当に吹きやすくなるのだが、先生の場合は、その状態から少しずつ削って「仕上げる」そうである。なんと、奥が深いことか。 音色に関して、リードをダークに作るとタンギングのレスポンスが悪くなるようで、そういう場合はブライトめに作ってレスポンスを良くするとのこと。 この要素は両立できないようだ。
中のDがどうしても高くなるので見た頂くと、やはり少し問題があるようで、ネジを調整された。
Aの音を吹いて、正しいピッチ(442Mz)で鳴るリードと楽器の状態(調整)。
その状態での唇の感じを覚えるように言われた。
ピッチと音程とは違うことを強調された。
エチュードの方を見て頂く。フォルテをしっかり鳴らして、一音一音確実にディミネント。スラーの最後の音はアクセントをつけずに短く。ブレスをしっかり入れる。
と注意点は多々あった。
コレルリの楽譜が手に入ったことを報告して、1楽章を見て頂いた。
私のマリゴーを先生が吹いてくださると、最初の頃は先生の楽器の音をつまんなくしたような感じに聞こえたのだが、
今日は、すごくいい音に聞こえた。
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【4月19日〜】 昨日の感じで、どうも今のリードの作り方ではピッチが高いように思う。対策として、しばる時の全長をもう1mm短くしてみることにする。
20日。コレルリの次の曲は、5.GIGAにする。先生は、ガボットがお薦めのようだったが、好きな6/8の曲にする。
長い曲だが、音は、それ程難しくない。いかに綺麗に演奏できるかである。
21日(日)。今日は、体調が悪く午前中は練習もせずに(できずに)寝ていた(~_~;)。
そのせいか昼からの合唱の方は、そこそこの調子で歌えたのだが……オーボエをさわっていない!
22日。先日、先生に修正して頂いた一番ピッチの低いリードで練習した。
25日。毎日楽しく練習しているのであるが……どうも、楽器の鳴りが悪い。
音階練習の時は、まだまだ響きは足りないにしても、なんとか楽器は鳴っているのだが、
テンポが速くなると一つ一つの音が鳴らない。もっと、吹き込み方を研究せねばならない。
29日。いつもは、音階練習の後、エチュードをやってからコレルリをやるのだが、先にコレルリのジーガから始めてみた。
4月1日。JEUJIAのAPEXで、中古のハワーズのフルオートのオーボエが出ているとかで、
以前に何度かお話して顔を覚えてくださっている店員の方のご厚意で試奏させてもらった。
4日。昨日、今日と、吹いていて気持ちいい響きが出るようにリードを削った。
グロタンのチューブで全長73mmになるよう作ったプッペを削ったところ、2本はいい感じに出来た。1本はピッチが少し低い。
まだ、少し重いかもしれないが、響きは、以前にグロタンで作って良かったリードの感じになった。但し、このリードを先生は明るすぎるとおっしゃるかもしれない(~_~;)
次のレッスンの時に見ていただくことにする。
7日。今日、空いた時間に、下管のB,H,EsとC,Cis,Esのキーのあたりを分解して、シルバークロスで磨いて、オイルを入れて組み立て直した。(他の部分は、以前、Eのコルクが取れた時に先生に、油を差していただいた)
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【5月8日】 3週間ぶりのレッスンである。 いつものように、リードを見ていただく。今回、結構気に入っていたやつであるが、1)先端が盛り上がっている。2)Tipの▲の角を凹にし過ぎている。3)クローの鳴りだしが高い音から始まる。4)などなど。 多くの問題点があり、先端を薄くして、Tipとハートの間あたりを主に修正していただいた。 4日に削ったリードは、だいたい同じ響きに削ったわけだが、それではいけないようで、先生の修正でもっとまろやかな響きに変わった。 吹いた感じは、4日のリードはギラギラした感じの響きであるのに対して、先生の修正後は良く響いているがちょっと頼りない?おとなしい感じである。 先生の吹かれた音色は、4日のは良くなっているが下品な感じで荒さがあり、修正後は、上品な柔らかい感じである。 それにしても、最近、先生が吹かれたときのマリゴーの音、響きがどんどん良くなっているような気がする。 自分の耳が変わってきたのか、吹き込みによって楽器が変わってきたのか、どちらにしても嬉しいことである。 先週あたり、楽器が上手く鳴らなくて悩んでいたのだが、下管のB,H,C,Cis,Esキーの機構に油を差したからか?、突然、吹奏感が軽くなり、響きが出てきて、 楽器不振がどこかにいってしまったw(゜o゜)w
リードを試奏してくださっている時に、オーボエの下のB、Hの音が発音しにくくなっているのを見つけられて、ネジを修正していただいた。
B、Hの音は、吹きにくいものだと思いこんでいるので、唇をわずかに調整して吹いていたのだが、先生の修理のあとは、苦もなく発音できるようになった。
今の息と唇では、それ程苦労せずにB、Hが出るのが当然で、そうでない場合は体調かリードか楽器を疑うべきのようだ。 それと、リードの先より数ミリ中程が鳴っている音がする。リードの先を鳴らすようにしなさいと言われた。
リードを試奏していて、あごを少し開け気味にして、感覚的には、唇の先でちょっとリードにふれているだけのような感じで、
息を早く入れている時の音がいいと言われた。自分でも、出来ている時は、これが一番いいんではないかと思う吹き方である。
が、なかなか、いつもそういうようにならない(~_~;)
練習曲を見ていただく。練習していた時と、先生のテンポが違うと、送れたり走ったり(~_~;) 練習時も、いろいろなテンポでやった方がいいようだ。
練習曲や曲を練習する前に、その曲の調のスケールを練習をするようにとのこと。
それも、ボウ吹きにならずに、音楽的に吹くようにとのことである。
コレルリのプロローグを見ていただく。思っている以上に遅いテンポで、レガートで吹くようにとのこと。adagioは、レガートが基本だとか。
おまけにdolceをどんどんせねばとのことである。
トリルは、「まず上の音をしっかり鳴らせて、少しクレッセント気味にトリルして、下の音を確かに鳴らして」という仕事でトリルする部分を飾るとのこと。
だんだん難しくなってくる。
次にジーガを見ていただく。全体をアーティキュレーションを直しながら見ていただく。
これまで、バロック調にぺこぺこ練習したつもりであるが、必要なところは、まだまだ不十分であった。
それと、レガートで演奏する部分がたくさんあって、今回は、そういうことを教えていただいた。
F、Gのトリルを教わった。Fの指で右手人差指だけを動かすのである。但し、それでGのピッチが低い時は、人差指と中指を動かすとよいとか。
どちらにしても、Fの右手3本を同時に動かすよりも滑らかで雑音が減る。
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【5月9日〜】 9日。こつこつやってきた、キーをシルバークロスで磨くのと古いオイルを拭き取って新しいオイルをさす作業が完了した。 なんと、マリゴーが驚くほど軽く響くようになった。リードの仕上がり状態も、音によって響きが明らかに違うのでよくわかるようになった。 それと、リードの先をならすというのもわかるような気がした。リードに下唇を当てる位置と、上唇の巻き込み状態で、響きが変わるのがよくわかる。 やはり、難しいが、さらに楽しさが増してきた。 今日は、ちょっとさぼって、コレルリの練習のみに明け暮れた。
11日。グロタンのチューブに74mmと75mmで糸巻きした。が、荒削りでTipを薄くし過ぎて破損(~_~;) 結局、70mmくらいの完成長で荒削りをする。
しかし、あまり糸巻の時の長さは、ピッチに影響が少ないように思えてきた。
実際は、根元の太さが微妙に変わるので影響があるだろうが、それより削り方の影響の方が大きいように思われる。
12日。朝からオーボエ三昧の一日であった。
13日。昨日仕上げたリードを試すが、やはりひどい出来だ。
14日。12日に仕上げたリードの中に、1本軽くて良く響くのがあった。
但し、薄すぎるのか背骨がちゃんと出来ていないのか少々音程がとりにくく、唇に当たる感じも少し平べったい。
ま、下手に修正すると改悪する可能性が強いのでこのまま使うことにする。
15日。今日は、先生に仕上げていただいたリードでロングトーンで響きを出す練習をした。
昨日使った軽いリードに較べて中音の上くらいから思い切って息を入れてやらないとピーになってしまうが、上手く行った時は高音のEsでも倍音が出た。
16日。12日のリードを薄くしてみたが、ぺーぺーになっただけで、良くならなかった。
17日。いやぁ! リードの先端から8センチ! 最高にいいです。
19日。喉の奥を開けるのはいいのだが、あごの引き方で耳管に空気が入って耳が変な具合になる。
このへん要注意である。
20日。今日は、時間が無くて30分程しか練習できなかった。
で、プレリュードを吹いて録音して聞いてみたのであるが、吹いている本人の思いとはかけ離れてひどいものであった(~_~;)
音程がはまっていないし、音色がひどい。リズムが遅れたり走ったり、出だしが遅れたり音が歪んだり。
21日。昨日少々傷心気味であったのだが、今日は調子がいい。(リードの調子もいいような……)
22日。リードの洗浄用に「大吠えってどうよ」で話題にあがった超音波洗浄機を買った。
長くやるとへたるそうなので、20秒ほど洗浄してみた。重くなったリードが軽くなるという感じはないが(というか、ちょっと抵抗感が出たようだが)、音に弾力が戻ったようである。
23日。昨日に続いて上管のトーンホールの掃除をした。
26日。リードを仕上げるが……なかなか、上手く行かない。発音もそこそこ軽くできているので以前よりはましなのであるが……
どうも、ピッチが低いというか、唇に重い感じにしか仕上がらない。が、これ以上薄くしてもペーペーになるだけのような気がするし……ちょっと、行詰りである。
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【5月29日】 今日は、先生のところについて、楽器を暖めて、すぐにレッスンに入った。 ゆっくりしたテンポで、レガートにスケールの練習をした。レガートでも一音いちおん息をコントロールしていたのだが、 高い音ではアップに、低い音ではダウンでの大きな息の流れの中でキーを動かすように教わった。 続いて、タンギングをしての音階練習をした。 ト長調の音階でのHの音は高めにとるようにとのことで、ハ長調のHとは意識して変えなければならないとのこと。 楽譜を読むときは、音の運指とかその音の吹き方に唇や息を調整するために固定度でみて、音程を合わすには移動度というか調を考えて決めなければいけない。 先生の吹かれるGに合わせてHを普通に吹くとうなりが強くなる。歌う時以上に神経を使わざる終えないようになるので、自然と音程が良くなるのだろうか(~_~;) ※あれ、出していた音が違うかもしれない(~_~;) 何調で、どの音を出してたっけ……(^^;)。
練習曲を見てもらうが、指に気をとられてボロボロである。
次に、ジーガを見ていただいた。家では、結構指も動くようになっていたつもりだったが、先生の前ではボロボロであった。
プレリュードでは、最初の方のトリルで、トリルの後に楽譜の音をうまく、ちゃんと入れることが出来ない。
又、中ほどの16分音符のところで走る。トリルが上手くテンポで入らなかったのだがそれが原因のようだ。
次は、ガボットにしようかと、アーティキュレーションを教えていただく。
帰りがけに、リードの噛み具合が重くなると、リードを見てもらうが、
持っていったのが、自分でいろいろやり過ぎてもう削りすぎでいたやつで、苦労して修正してくださった。
何年も待たなければならないミヒェルのガウジングマシンを今から発注しておこうかと思い始めている。
で、発注するなら直径10〜10.5で、 センター0.60mm、シェイパーのサイド位置で0.45mmになるようなものを注文すればいいとのことであっが、
台座の直径をどれくらいにするかなど、いろい調べないといけないようだ。
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【5月30日〜】 30日。今まで作って、唇が重いリードを測ってみたらTipが0.1mm以上あった。作る時は、少なくとも0.06mmにはしているつもりなのであるが?? これって、時間がたつとふくらむのであろうか? それとも、なにか勘違いしているのだろうか? ガボットの譜読みをした。トリルのところが、ちゃんとインテンポにならないが、運指は難しくないので、 スタッカートで、テンポを守って、綺麗に音を出す練習をしなければなるまい。
6月3日。土日に体調をこわしてオーボエを吹かなかったら、唇がゆるゆるになっている。練習開始40分くらいからばててきた(~_~;)
5日。最後に残っていた3枚のベルトロのカマボコを使って糸巻きした。1本は割ってしまったが、残り2本は、全長73mmで、糸を巻いた先端が46mmちょっとでうまく閉じてくれた。
グロタンとロレーのチューブ1本ずつである。
6日。今日の練習、始めた頃は意識していなかったのであるが、途中から唇がリードを包んでいる感じが能に入り始めた。
この感覚を有効に使って、意識してリードをコントロールしようとつとめるが、指とか息とかに気をとられてしまう。
いつか、唇の感覚を無意識のうちにリードのコントロールに直結できるようになればいいのだが。
14日。JDRに行って、10本用のリードケース2つと、バネかけ工具、ラウビンのチューブ6本、グロタンCHのかまぼこを買ってきた。
15日。グロタンCHをシェープして、ラウビンに糸巻きして、荒削りした。グロタンCHは、柔らかくて、頼りない素材だ。
さて、どうなるか? 明日、仕上げる時間があればいいが(^_^;)
18日。明日は、レッスン日だと少々あせっていたら、先生の都合で一週間執行猶予をもらった。
23日。最近、中のD,Eが高いので、朝一番にアトリエアルファーへオーボエを見てもらいに行った。
26日。先生に9週間前に仕上げてもらった3本のリードが、とうとうへたってきた。
6週間前に仕上げてもらったのは、開きが無くて使いづらい。
3週間前のは、仕上げてもらうもとが薄くし過ぎていた、これも使いにくい。
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【6月26日】 4週間ぶりのレッスンである。 冒頭、このリードを吹いてみて下さい。っと、軽くて、ちょっと発音がむっちりしたリードを出された。 柔らかくて、まったく音程が安定しない(~_~;) 先生が指導されている吹奏楽の中学生のためにリードを作ってられるとか! ところが、自分でいいリードでは、中学生にはどうなのかと……どのようなのを作ろうかと思案されていたようだ。 なんか、軽いリード=初心者向け=易しいリードという嘘の図式を思い出した。いつか、軽いリードが吹きこなせるような技術を身につけたいものだ。
次に、自作の重くて鳴りが悪いラウビン47mm+グロタンCHのリード2本を見て頂いた。
楽器の音程であるが、温度や湿度、季節、リードなどでしょっちゅうかわるので、自分で出ている音を聞いて唇で調整するとのこと。
それと、アンサンブルでは平均律でないので、調によって音程をコントロールしなければならないから、楽器の音程がどうであれ、五十歩百歩のようである。
次に、エチュードを見てもらう。メトロノームをかけて追っかけ回されて吹いているようだと、ズバリ言い当てられた(~_~;)
もっと、アーティキュレーションを際立たせなければならないとのこと。いろいろ教えて頂いたが、難しい。
ガボットを見て頂く。楽譜を読み違えていて弱起なのを小節の頭で切っていた。
スタッカートは、もっと明確に。どの音もちゃんとスタッカートでとのこと。
トリルの後は、着実に間をいれる。インテンポの必要はないようだ。
ジーガもアーティキュレーションを直して頂く。
最後に、リードの噛む位置はいいですかと聞いたところ、噛む位置はいいが、
疲れてくると唇が横に開いてくるから注意するようにとのこと。気をつけねばならない。
最近調整の狂いも少なくなって安定してきたと楽器の話をすると、響きも良くなったとおっしゃられて、いや自分でもそう思っているのだが、やはり嬉しい。
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【6月27日〜】 27日。前に買ったやつが残っていてたのを発見! ベルトロのカマボコ5枚のシェーピングをした。 エチュードの新しい曲をゆっくり吹き始める。 コレルリのコンチェルトのアルマンドとサラバンドの譜読みを始める。アルマンドは、まだ先生にアーティキュレーションをうかがっていないので、指使いをさらうことにする。 難しいので、とにかくゆっくり吹けるようにならねば。 サラバンドは、とにかく綺麗な音で吹かねば、である。 ところで、先生に仕上げて頂いたラウビン47mm+グロタンCHのリードの音色が、哀愁があっていい音だ。柔らかい分厚いケーンも面白い。
28日。昨日、シェイプしたケーンをラウビンのチューブ3本、ロレーの金のチューブ1本に糸巻きした。1枚は、センターを割ってしまったので廃棄。
これで、糸巻きしたのが、6本あるわけだが……。来週からこつこつ削ることにする。
7月1日。湿気のせいか楽器の鳴りがもう一つである。
7月2日。練習中に、中Eの音程で引っかかってしまって、何も出来なかった(~_~;)
3日。下管を分解して、トーンホールの掃除をした。
4日。リードを仕上げながら練習を始めた。
先生に仕上げて頂いたリードのうち一本が、開きがなくなり、練習にも使いにくくなってきた。
そのリードを手本にして、自分のを修正していたのだが、間違えて先生のをちょっと削ってしまった。
この開きが無くなって使いにくくなっていたリードは、ものすごく軽く仕上がっていたのだが、Tipの▲の境目を三回ほどこすっただけで、
重くて使えないものになった。いかに微妙なのかがよく分かった(~_~;)
6日。今日も自作のリードで練習する。ま、なんとかなるか……。
7日。今一体調がすぐれないので、練習をさぼって、リード削りをする。
8日。注文していたベルトロのカマボコ100枚が到着。
15日。4本シェープして糸巻きをしたら3本割ってしまった(~_~;)。
オーバーラップをしようとするのであるが、どうも力のバランスが狂うのか、割ってしまう。
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【7月17日】 3週間ぶりのレッスンである。 最初に、下のHBHBC〜というフレーズを吹いた。先生が明日演奏される木五の2曲目が、ピアノでこれが11回繰り返すとか。 左手の小指を微妙にHとBの位置において、うまく動かさないとレガートでできない。 ついでに、下のC,C#,Ebの間をスラーで動かす方法を教わった。 左Ebを押したまま、C←→Eb、C#←→Ebの移動は出来る。C←→C#の移動は、Cに関節をあててC#を動かすか、指を滑らすかだそうである。 マリゴは、関節をあてて動かすのにはC#キーの高さが低いようでうまくいかない。滑らせるように設計されているようだ。
下のGAHCHAGを吹いて、音の響きを出す練習をした。発音は柔らかく出て、息のスピードを上げて響かせて、次の音に移っていく練習をした。
長いことやっているエチュードであるが、まだ、タンギングがうまくいかない。タッ、ターァン、タッ、タアァン、タッ、タッである。
しっかり、舌で止める。もう一度やりなおしである。
サラバンドを見てもらう。思っていたより早く、最初、とまどった。音の出だしは、ソフトタンギングで! クライマックスの音の前の「ため」などを注意された。
次にアルマンドを見て頂く。ゆっくり練習していたので、スタッカートを息で切っていたのであるが、これだと速いテンポでは奏法がかわるので、
最初からタンギングで音を止めるようにとのことである。楽器を持たずに口でタッ、タッと歌ってイメージをつかんで楽器を吹くと良いようだ。
所々に出てくるスラーは、音をつなげて、後の音を短くの基本を忠実にする。
2つずつつながっている八分音符は、後の方を弱くしてメロディーを作っていく。
この曲でも、B→Dで、Dが大きすぎる時がある。ヒッチ的にもその方が合っているので、ちょっと発音しにくいからであろうか?Dの音の息づかいに注意である。
楽器の話をいろいろして頂いた。
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【7月18日〜】 18日。昨日は、リードを修正して頂かなかったので、自作のリードである。 作った時、ピッチが低かったのであるが、何となく、合ってきている??? 面白いことに、開きを大きくして息をたくさん入れてやるとピッチが上がる。 逆に、ピッチを上げようと噛みめにすると、息が入らないのでピッチが下がる!! 自分の中での常識と逆である。 ずーっと上がらないエチュード。先生のところでは、感じをつかめたような気がしたのだが、 うまくいかない。いや、うまくいっているのかどうかさえ分からない(~_~;) ま、とにかく良いと思うようにやって、先生にしかられよう。 コレルリのコンチェルト。良さそうなテンポを先生に指示して頂いたのだが、 家で吹いてみると、サラバンドはもっとゆっくり吹きたくなるし、ジーグはめちゃ速い。 自分の中で、もっとちゃんと音楽を組み立てねばである。 アルマンドは、まだまだ、指が動かない。これは、反復練習あるのみである。 最近、先生のリードのように上品にはいかないが、自作のリードは雑ながら楽器が鳴って気持ちいい。 でも、これって、気持ちが良いだけでいい音ではないかもしれない。 先生のところで教えて頂いたいい音の感じ、やっぱり、忘れている。 精一杯やって、また先生のところでしかられて、ゆっくり進歩するしかない。
30日。先週は、忙しくて殆ど練習が出来なかった。
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【 8月6日】 先生のところについて、楽器を暖めようとピロピロ吹いていたら、G音が異常にひくいと指摘された。息の量をいろいろ変えても、少しかんでも上がらない。ひょっとしてと、さらに唇をおちょぼ口にして筒状にしてリードを柔らかく包み込むと、一瞬にして音程のおかしいのが直った。原因は、以前中のEが異常に高かったのと同じで、唇のリードの包み方である。音も音程も良くなる唇があるのだが、なかなか、いつも出来なくて、試行錯誤中だと先生にお話しした。 また、最近、息の速度を上げようと努力しているわけであるが、結局は、適量の息というものがあるようなので、コントロールせねばとのことだ。 「適量」も何かに対して適当というものであろうから、やはり唇とリードの関係から生まれるものだと思う。 これも、難しいが、このへんが音色を作るということのように思う。
ちょっと音を出そうと、無造作に音を出していたら、音の出だしは必ずタンギングを入れるようにとのこと。現代音楽の奏法として指定がある場合は別として、どんな柔らかな出だしでも、ちょっと舌をリードにそえてタンギングして音を出すそうである。
Dドアで中のDから下のDに「音楽的に」おりる練習をした。細かなビブラートを入れてエスプレッシボに吹くのである。細かいビブラートは喉の下の方の胸骨の上の柔らかい部分を振動させて作るようである。mfからビブラートで出て、クレッセントして、下の音をビブラートしておさめる練習である。
次にEドアで練習した。この調は音階練習したことがないので最初戸惑った。この調からA→G#、C#←→D#とF#←→G#の滑らかな指の動きが難しいので練習した。以前教わった付点を付けての練習である。指が動くようになったら、先ほどのエクスプレッシボで吹く練習をした。
F#の音は、G#キーを押しても押さなくても出る。この調整は、F#キーに付いているジョイントのネジで行うとのこと。このネジは狂いやすいので勉強になった。
エチュード。ずっとやっている曲であるが、前半のアーティキュレーションは、まあ、良くなったようである。2段目のハイC#,Dが出てくるあたりが、息のコントロールできていなく、また、指がうまく動かないのとで、あせって(~_~;)ボロボロになる。(家ではうまくできていたのだが……トホホ。)
指の練習方法として、ピアノのように指をかまえて、指を動かす方法を教わった。
一種のイメージトレーニングだが、楽器のないところでも出来る。
いやしかし、めちゃくちゃ難しい。 あと、もう一曲と、次の曲をやった。
続いて、アルマンドである。
サラバンドは、前半、「まず」ほめていただいたが……音と音との間がタンギングでとぎれすぎるとのこと。やってみるが軽いタンギングで出るので、すぐに圧力を上げきれず音がとぎれているような気がする。
最近、いろいろ唇やくわえ方、息の入れ方を練習しているので、音色に関してうかがったら、そんなに悪くないようである。今、先生はリード作りがうまくいっておられないとかで、今日先生が使ってられたリードより、はるやく柔らかい音が出ているとか(~_~;)。 ふむ……
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【8月7日〜】 7日。旅行のためしばらくオーボエが吹けなくなる。 リードとチューナーと楽譜を持っていって、練習しようかと思っているのだが……できんだろうなぁ(~_~;)
19日。久々にオーボエを鳴らした。最初出た音は……すごいものであった。
26日。実は、19日以降体調をくずしてオーボエをさわらなかった。(^^;)
9月10日。明日は、久々のレッスンである。
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【9月11日】 前回のレッスンから1ヶ月以上空いてしまった。 先生のところに着いて、ウオーミングアップに適当に吹き始めたら、いつものように最初はボロボロの音で鳴りだしたのだが、 それを聞いて、先生がいろいろ注意して下さった。が、唇がなれて、息がなれてきたらいつもの響きになり、それで良いとのことでホッとする。 自分には、微妙な唇と息の調整で、出ている音もちょっとの違いのように思える「良い時」と「悪い時」の差が、先生の耳では、非常に重要なのだと思い、そのような感性を早く身につけねばと思う。 下のEより下は、お腹をダウン気味で、Gくらいからは通常の感じで、但し、GからAに移るのは圧力を注意して、ということを教わった。 これらのことは、いちおう、意識してやる気になれば何とかなる時があるが、いつも上手く行くとは限らないので、このへんの確度を上げなければならない。 尚、上手く行かない時は、いらぬ力がどこかに入っている時か、意識してしようとしていない時のようだ。 次に、下のCから上に向かって順番に、一音づつ口を開けてからタンギングして音を出してからビブラートをかける練習をした。 うかうかしていると、下がる音から始まるビブラートになってしまう。ビブラートは、前に教わったように上がる音からはじめなければならない。 そのための練習として、一度口を開けて、閉じてタンギングして音を吹いて、少し唇をゆるめて、息を強くして、ピッチを変えないで微妙に音量を大きくする練習を繰り返した。 それが、できるようになって、ビブラートを試した。オーボエのビブラートは、音程の上下ではなく、音量、響きの変化でするのが綺麗な方法である。 で、音量の変化には、息の量の変化と、微妙ではあるが必然的に唇のコントロールが必要になってくるとのことであった。
練習曲のずっとやっている曲である。家でうまく吹けるようになっていると思っていたが、拍子取りが8分音符になってしまっていた。
四分音符のアクセントの音に後打ちがはいっている。アクセントは、ばっと鳴ってディミネントが基本だ。
また、8分音符のスラーの最初の音のアクセントが、疲れてくる+難しくなると消えてくる。確実にアクセントをつけ、後の音を短くするようにとこのと。
おまけに、上手くまわっていた指までまわらなくなって最悪であった。この曲は、もうやめて次にいくことになった。
コレルリに入るが、ヘトヘトの状態でアルマンドを吹くが、テンポがバラバラで、指もヨレヨレで全く駄目である。
久々のレッスンであったが、途中からものすごく疲れてきて、よく楽譜が読めなくなってくるし、足はつってくるし……。
今回は、前よりは指もまわるし譜も読めるようになったと、ちょっとうまく行くかと思っていたのだが、最悪であった。
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【9月12日〜】 12日。練習開始である……が、あまり気がのらない。どうも、またスランプの時期のようだ。 しばらく、地道に練習していけば、そのうち、きっとよくなるだろうと信じて頑張ろうと思う。 ……が、1時間で唇がぶよぶよになってしまったので、練習を終わる。 タンギングは、教えて頂いたやり方だと、軽くできて良い感じのような気がする。
16日。土、日と練習を休んでしまった。どうも、この頃睡魔に襲われると思ったら、けっこう強めの花粉症モードになっているようだ。
この時期のは、10月中頃まで続くので、我慢である。
20日。最近、いい音が出るように? と、リードの先をくわえて、高い圧力を加えて練習していた。
高い圧力を作るのに口の中をどういうふうにか操作していて出していたのだが、どうも音程が定まらない。
今日は、練習の途中から口やノドをボーカルにでもしたようなつもりで、横隔膜だけを使って息をコントロールして吹いたら、
結構、音程を作るのが楽で、音色も安定するように思えた。
29日。練習の方は、こつこつ続けている。最大の問題は、楽譜が早く読めない事だ。
それと、読んだ音の指を思いつくのに時間がかかる事だ。
無意識にならけっこう早くできるが、考えてやると時間がかかる。
しかし、無意識にやっていると音程が滅茶苦茶になる。
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2002年 第3部に続く。