パパのオーボエ日記

「オーボエ吹きになれるかなぁ!」

リード材・工具


 アメリカン・ロングスクレープのリードを作るための材料と工具です。

カマボコ
ギースorアリオード
  Diameter(太さ): 10/10.5mm(or 10.5/11mm)
  Ghys(or Alliaud) cane are now gouged on a Gilbert gouging machine
  set to .60mm in the center and .45mm on the sides.
 Ann Hodge から購入しています。アメリカンに最適なRDG(ギルバート)ガウジングのカマボコです。
 Ann Hodgeのカマボコが、自分の購入後の選別で、分留まりがいいです。
Bormes
 Mark Chudnow Woodwinds から購入しています。
 ヨーロッパでガウジングされたもののようですが、アメリカン用の規格に合わせてあるそうです。
 ハリのある素材です。
ベルトロ
  Diameter(太さ): 10/10.5mm
  Epaisseur(厚さ):0.60mm
  Forme Gouge:Gouge J
 先生ご推薦のケーンです、腰が強くて張りのあるきめ細かい素材です。
 これで作ったリードを、先生が仕上げてくださると、素晴らしいリードになるます!!
 最近は、使っていません。
アリオード(イングリッシュホルン用)
 Ann Hodge から購入しています。アメリカンに最適なグラフ(Graf)ガウジングのカマボコです。
Bormes(イングリッシュホルン用)
 Mark Chudnow Woodwinds から購入しています。
 ヨーロッパでガウジングされたもののようですが、アメリカン用の規格に合わせてあるそうです。
 ハリのある素材です。
グロタン(イングリッシュホルン用))
 さすがにグロタン! 厚みも太さもよりどりみどり(爆)
 JDRに行って、厚めで、サイドがあまり薄くなっていなくて、あまり細くなく、左右の厚みが均等で、ねじれが無く、そりがないものを選別しました。
 先生の使っておられる、特注のグロタンカマボコ(センター.75、サイド.60?で発注)によく似たものが手に入りました。


チューブ
チューブ
 ロレー AK ブラス 46mm
 forrestsから購入。
 素直で良く鳴る感じです。音色は、ストレートな、癖のない「いい感じ」です。
 太さは、ラウビンと同じくらいです。(というか、こちらが元祖かも)
チューブ
 ラウビン 47,46mm
 ロレーより少し太く、ロレーのマンドレルを入れると2〜3mm先端が出ます。
 ロンディーノのマンドレルがぴったり合います。マンドレルはロレーでも一応OKです。
 最近は、46mmを使っています。
チューブ
 ロレー 47,46mm
 もちろん、ロレーのマンドレルが合います。
 音色は、ストレートな、癖のない「いい感じ」です。
 最近は、46mmを使っています。
チューブ
 ロレー 金メッキ 47mm
 ロレーのマンドレルが合います。
 以前は、以下のような感想を持っていましたが、最近の削り方ではどうか分かりません……
 ※高域の下の方に倍音のピークがあって、ずっと高い音まで伸びていて、光り
 ※輝いた感じです。ちょっと明るめに削ると、なんとも派手な音になります。
チューブ
 ジークラー Guercio D12 47mm
 リーガー D10のマンドレルですと、先端が2mm程足りません。
 以前は、以下のような感想を持っていましたが、最近の削り方ではどうか分かりません……
 ※倍音が中域の上の方にピークがあって高域が減衰している感じで、
 ※まろやかな艶っぽい音がでるという感じです。(真空管のステレオ風?)
チューブ
 グロタン B 47mm
 ロンディーノのマンドレルを使っています。
 以前は、以下のような感想を持っていましたが、最近の削り方ではどうか分かりません……
 ※倍音が均質に出て、一部、出ないところがあったりして、こくというか味が
 ※でるという感じです。
 ※今の自分の削り方には、ロレーより合っているようには思うのですが、
 ※一本一本の個体差があまりにもはげしいので、あまり使う気がしません。
イングリッシュホルン用チューブ
 CA 銀メッキ
 Mark Chudnow Woodwinds から購入しています。
 ロレーのマンドレルにピッタリである。
 グロタンより、しっかりしたサウンドです。
イングリッシュホルン用チューブ
 グロタン
 さすがにグロタン! 太さ間も長さもよりどりみどり(^^;
 ということで、JDRで、27mmに近くて、ロレーのマンドレルに合うものを選別した。


ナイフ
リードナイフ
 菊一文字
 ふと入った刃物専門店にあったリードナイフです。
 少し厚みが薄く幅が広いです。
 けっこう、堅い刃がつきます。
リードナイフ
 アンドウ (本仕込み) 右手用
 柔らかい金属のようで、刃付きはいいがすぐに鈍ります。
 菊一文字とは、だいぶ感じが違います。
 やっと研ぎがうまくいくようになって、最近は 、Tipの仕上げに使っています。
リードナイフ
 JDR ST 左手用
 シェイピング用ナイフとして使用していましたが……
 最近シェイプングには、普通のカッターを使っています。
 真っ黒の汚いナイフでしたので、ピカピカに研ぎました。
小刀
 コーナンで買った安物です。
 主に、先端のカットに使っています。


砥石
砥石
 キングデラックス No.1200  #1200番
 中仕上用砥石です。
 しばらく、これだけで仕上げていたのですが、
 もう一踏ん張り欲しいので、
 最近は、G−1と併用しています。
砥石
 キング超仕上砥石 G-1型  #6000番
 S-1の平面性が悪くなったので、同じ物を買おうかと思ったのだが
 こちらを購入。高いだけあって、素早く綺麗な刃がつきます。
 値段が高いですが、下のよりこれがいいです。
砥石
 キング仕上砥石 S-1型  #6000番
 研いだ面が鏡面になる。
砥石
 キングトイシの王様 PB-04  #800/6000番両面
 最初、一般包丁専用という意味を分からずに買って使っていた。
 柔らかいので精密な面の必要な研ぎには向いていない。


シェイピング
イーゼル
 オーボエ用JDR
シェーパーハンドル
 RDG Super luxe model.
 このタイプは、最近カタログから消えました。
シェーパーチップ
 RDG/Mack M+
 RDGから直接購入。
 ジョン・マック(ジョセフ・ロビンソン)のアメリカン・スタイル向きのシェーパーティップです。
 マックファイファーと迷ったのですが、こちらにしました。
 これを買ってからリード作りがちょっと進歩しました。
シェーパーチップ
 Westwind/Brannen X Reproduction
 Charles Double Reed から購入。有名なティップのレプリカなので買っちゃいました。
 どうも、スティルのアメリカン・スタイルのリードに向いているようです……。
シェーパーチップ
 RDG #1
 forrestsから購入。自分には、ちょっとピッチが低い感じがします。
シェーパーチップ
 Rigotti XN
 forrestsから購入。RDG#1よりわずかに根本が広いです。
 RDG#1と著しい差は感じられなかったです。
シェーパーチップ(イングリッシュホルン用)
 The Stacy Shaper Tips(English Horn)
 Mark Chudnow Woodwindsから購入。アメリカンロングスクレープ用のイングリッシュホルン用シェーパーです。
 先生のリードの基本がステーシーのスタイルなので、買いました。
 一度、先生に使ってみて頂いたら、先生のシェイパーよりも少し太いようですが、いいシェイパーとのことでした。
 オーバーラップもしやすいし、リードを作りやすいシェイパーです。


マンドレル
マンドレル
 ロンディーノ
 グロタン用に買ったものです。
 最近、ラウビンのチューブにぴったりなのを発見!
 これから、活躍しそうです!
マンドレル
 ロレー
 ロレーはもちろん、ラウビンにもいけます。
マンドレル
 リーガー D10
 ジークラーD12用に買いました。
 D12には、ちょっと太い=長さが足りないです。
マンドレル(イングリッシュホルン用)
 ロレー


プラーク
 フレンチやドイツ系のリードでは、リードの開きと同じ曲面のある厚めのプラークがいいようですが、
 アメリカンロングスクレープは、Tipを薄くするのに平面型のプラークが必需品です。
 それと、仕上げには、厚みのある普通のプラークも使います。
プラーク
 forrestsで米国より通販で購入。薄型の金属製である。
 非常に薄いタイプで先生のと同じ形、厚みである。
 現在、メインに使用している。
 使っているうちに塗装がはげてくる(^^;)
プラーク
 リーガー
 現在、時たま部分修正に使っている。
プラーク
 forrestsで米国より通販で購入。薄型の金属製である。
 こちらの方が、かたちは好きなのだが少し厚い。
プラーク
 自作
 国内で薄型の金属製プラークが日本では手に入らなかったので作った。
 薄くて丈夫な金属をさがしたら、古い3.5inFDDの
 スライド扉がちょうど良かったので、
 プラークのかたちに加工した。
 加工時に、平面がちょっと悪くなる(~_~;)


モールクリーナー
 ロングスクレープで、ハートやバックの部分を削るときに使う。
 最近は、ティップの▲の両辺を削る時にも使用。
モールクリーナー
 先生のタイプ
モールクリーナー
 「TSUGE, 50 TAPERD PIPE CLEANER, 100% COTTON, MADE IN TAIWAN」
 赤坂のプラセールで購入。
 先生のよりすこし太く、さらに、わずかであるが根本?が太くなっている。
 根本を2cm程カットした。
 太いので、Tipの先端の手前まで入れて使っている。
 下のタイプより針金が太い。

モールクリーナー
 京都の寺町高辻のたばこ専門店?で購入。
 先生のタイプが入手不能のため代用していが、中の針金が少し太く、リードに入れるとサイドが浮くことがあった。
 だんだん太くなっているので短く切って使っていた。


カッティングブロック
カッティングブロック
 ピゾニー と思われるが……ロンディーノかもしれない
 上面がレンズ状になっていたので、紙ヤスリで平面にして使用

キャリパー
キャリパー JDR
 完成リードが測れるタイプです。
 これがあると、リード作りがすこし楽になります。
 かまぼこの厚みを測るのにも使っています。

ケーンゲージ  ※但し、表示の直径より穴の直径が0.6mm大きいです。 これは、製図ペンでなぞって、ちょうど表示の大きさの円がかけるようになっているのでしょう。
Tube Cane Gauge for Oboe by Covey
 かまぼこ状態で、ケーンの直径を測る工具。
 糸巻きの時に便利なゲージ付き。
 いかに、かまぼこ商品の直径がアバウトかわかります。
STAEDTLER 極小円定規 976 21 ¥1,470
 ●サイズ : 115×230×1mm ●エッジ付 ●φ0.5〜15mm、 110穴
 製図用のテンプレートなのだが、かまぼこ状態で、ケーンの直径を測る工具に使える。
 上の専門品より、広い範囲で、しかも0.2mm単位で(^^;はかれます。お値段も、うんと安いです。


超音波洗浄機
超音波洗浄機
 秋月電子通商 直輸入品
 リードの洗浄用。 あまりやりすぎるとリードがへたるので、
 20秒くらいがいいとの話だが、効果が微妙である。
 40秒くらいやると、はっきり良くなるが、ちょっと腰が抜けるような(~_~;)。
 最近は、あまり使っていません。


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